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Amazonの「90%OFF」は本当にお得?実際の価格の動きで調べました

公開日 2026/10/26

Amazonの90%OFFは本当にお得?

データ取得日 2026年10月26日 / 読む時間 約5分

Amazonで「90%OFF」「80%OFF」と出ていると、つい買いたくなります。でも、その前に値段が一度上がっていたとしたら、どうでしょう。

アマトク!が記録している値段の動きから、値下がりの前後で、何が起きていたのかを調べました。

【結論】「◯%OFF」の数字だけでは、お得かどうか決められません
  1. 値下がりの直前に、いったん値上がりしていて、元の値段に戻っただけという商品がありました。
  2. 大きく値下がりした3,843回のうち、57%は、直前にふだんより2割以上高くなっていました。
  3. 一方で、本物の大きな値下がりもあります。見分けるには、直近3か月の値段の動き(グラフ)を見るのが確実です。

実例:値上がりしてから、値下がりした商品

ユウキ 台湾産新竹ビーフン

ユウキ 台湾産新竹ビーフンの価格推移
新品の最安価格の推移(直近240日)。データはアマトク!が記録した価格にもとづき、2026年10月26日時点のものです。

この商品は、ふだん162円前後でした。それが夏から秋にかけて少しずつ上がって、9月19日には1,956円になりました。そして10月15日に、162円へ戻りました。

1,956円から見ると、92%の値下がりです。でも、ふだんの値段と比べると0%で、元の値段に戻っただけです。

からだシフト 糖質コントロール しょうゆラーメン

からだシフト しょうゆラーメンの価格推移
新品の最安価格の推移(直近240日)。データはアマトク!が記録した価格にもとづき、2026年10月26日時点のものです。

ふだん2,737円前後だった商品が、10月7日に83,479円まで上がり、そのあと3,000円台に下がりました。直前の値段から見ると、9割以上の値下がりです。でも、下がったあとの値段(10月26日時点で3,234円)も、元の値段より高いままです。

スナイデル ニットトップス(82%OFF)

スナイデル ニットトップスの価格推移
直近1年の値段の動き。データはアマトク!が記録した価格にもとづき、2026年10月26日時点のものです。

こちらは、本物の値下がりの例です。3か月前の値段は約8,780円で、いまは2,289円。3か月前と比べても約74%安く、1年でいちばん安い値段です。

値下がりしても、3か月前の値段と比べて、どれだけ安くなっているかで、お得さは大きく変わります。

全体の数字

アマトク!が記録している商品の全体では、どうだったのでしょうか。2つの調べ方で、数えました。

商品ページに「30%OFF以上」と出ていた商品

値段の記録が半年以上ある833商品を、いまの値段と、3か月前ごろの値段で比べました。3か月前の値段は、直近90日の値段を並べたときの、ちょうど真ん中の値段です。

商品ページに30%OFF以上と出ていた833商品を、3か月前の値段と比べた円グラフ
いまの値段が、3か月前より、どれだけ安いか。データはアマトク!が記録した価格にもとづき、2026年10月26日時点のものです。
3か月前と比べたいまの値段商品数割合
同じか、高い17521%
少しだけ安い(30%未満)40248%
大きく安い(30%以上)25631%

5個に1個(21%)は、3か月前と同じか、むしろ高い値段でした。割引の大きい順に並べて、ちょうど真ん中の商品で見ると、商品ページの表示は45%OFFでしたが、3か月前と比べると17%OFFでした。

30%以上値下がりした場面の、直前の値段

直近1年に30%以上値下がりした3,843回(958商品)について、値下がりの直前の値段を、その前の約3か月の「ふつうの値段」(並べたときの、ちょうど真ん中の値段)と比べました。

30%以上値下がりした3,843回の、直前の値段の円グラフ
値下がり直前の値段を、ふつうの値段と比べた割合。データはアマトク!が記録した価格にもとづき、2026年10月26日時点のものです。
値下がり直前の値段回数割合
ふつうより20%以上高かった2,20257%
ふつうと同じくらい1,41037%
ふつうより安かった2316%

半数以上は、もともと高くなっていた値段から下がっていました。下がった幅は、直前の値段から見ると真ん中の場面で41%でしたが、ふつうの値段と比べると26%でした。

意図的な値上げとは、言い切れませんデータから分かるのは、大きな値下がりの前は、値段がふつうより高くなっていることが多い、ということです。だから、下がった幅だけを見ると、実際より大きな割引に見えます。
分からないのは、なぜ高くなっていたかです。在庫が減って高い出品者だけが残った場合や、価格の自動調整など、理由はいくつも考えられます。意図的な値上げかどうかは、価格の履歴だけでは区別できません。

本当にお得かを見分ける方法

1

「◯%OFF」の数字ではなく、直近3か月のグラフを見る。いまの値段が、ふだんより安いかを確かめます。

2

下がった幅ではなく、ふだんとの差を見る。値下がり直前の値段は、基準にしません。

3

ふだんより安い金額を目標にして、待つ。目標まで下がったら、LINEで知らせてもらえます。

アマトク!なら、商品名やAmazonのURLを入れるだけで、値段の推移のグラフが見られます。通知の設定は、Amazonの値下げをLINEで受け取る方法に書いています。

この調査で言えないこと

あてはまらないこと
  • 対象はアマトク!が記録した商品で、大きく値下がりした商品が多く含まれます。Amazon全体の傾向とは言えません。
  • 値段は、出品者の入れ替わりでも動きます。
  • 参考価格は、アマトク!が記録している値で、Amazonの画面の表示と異なる場合があります。
  • 「ふつうの値段」を3か月で測るか、1年で測るかで、数字は変わります。
  • 3,843回は958商品の合計で、同じ商品が何度も数えられています。

値段と在庫は変わります。購入の前に、Amazonの商品ページで最新の情報をご確認ください。

まとめ
  • 値下がりの直前に値上がりしていて、元の値段に戻っただけ、という商品があります。
  • 大きな値下がりの57%は、直前にふだんより2割以上高くなっていました。
  • 「30%OFF以上」と出ていても、5個に1個は、3か月前と同じか高い値段でした。
  • お得かどうかは、直近3か月のグラフと比べて決めるのが安全です。

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